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夢、記憶、あるいは紡がれた心象風景 #02

2014.09.16 18:31|Deemo二次創作
わたしは彼のことを「お兄ちゃん」と呼んでいた
……そうだっけ? でもわたしが呼んでいるからそうなのかな

お兄ちゃんはいつもわたしを慰めてくれた
泣いているわたしにそっと微笑みをくれた

いつだって優しかった


――――誰にだって優しかった


わたしは悲しくて下を向いていた
お兄ちゃんの温かい手がわたしの頭をなでた

わたしは嬉しくて上を向いてみた
お兄ちゃんの澄んだ瞳がわたしの顔を見てた

私の涙は消えてなくなった




お兄ちゃんはわたしが笑ってしまうくらいピアノが上手だった

まるで羽が生えたように軽やかで
まるで雨上がりの空みたいに爽やかで

重くて 切なくて 苦しくて 

お兄ちゃんの奏でる音色は万華鏡のようにくるくると色を変えていった


もっと聞きたいと言うわたし
お兄ちゃんは嬉しそうにピアノを弾いた

ずっと聞きたいと言うわたし
お兄ちゃんは悲しそうにピアノを閉じた


――――それは私だけの秘密だったのに
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