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月うさぎの舞踏

2015.11.17 20:36|おすすめ音楽


アーティスト:dai


続きましても『うみねこのく頃に』から。

原作では結構グロテスクなシーンで流れるBGMです。
なのにどこか楽しそうな、無邪気さを感じてしまう雰囲気。
竜騎士07氏はそういった歪な感覚を描くことに関しては素晴らしいと個人的に思います。

タグ:うみねこのなく頃に

ALIVE

2015.11.16 20:23|おすすめ音楽


アーティスト:dai


今週は『ひぐらしのく頃に』『うみねこのく頃に』から、個人的に好きだったBGMを連続で紹介しようと思います。

この二つの作品の魅力は音楽と言っても過言ではないかもしれません。
シナリオの雰囲気を何倍にも引き上げて、文章により深みをもたらす音楽は同人作品でありながらサウンドトラックが発売するほどでした。

特にこのdaiさんという方は優しくも切ない音楽を作る方で、いわゆる感動シーンにとてもよくマッチしています。
ぜひ他の楽曲も聞いてみてください。

タグ:うみねこのなく頃に

傷は抱えたままでいい 03

2015.11.15 16:02|傷は抱えたままでいい
02 ←前回

誰かを深く愛した分、失ったときの心の傷も深いと誰かが言った。

ならばきっと愛とは鋭利な刃だ。
突き刺さった刃が抜け落ちた時、後に残るのはただの空洞。

愛したという思い出を強さに変える人もいるだろう。
でも心に傷を抱えて、それでも私は生きていける自信があるだろうか。


私は、この心が傷つくことが怖い。
たまらなく、この上なく、どうしようもなく、怖い。



――――保健室での出来事から約1時間前。


「大丈夫だって、すぐにいい人見つかるよ」
そう言って私は目の前にいる里穂にハンカチを差し出す。
彼女はそれを無言で受け取り、目元から頬を伝う涙を拭いた。

綿でできた厚手のハンカチは、微量の液体を事もなげに吸い取る。
私はそれをただ黙って見つめていた。


なんてことはない、恋人と別れたという話を聞いていただけ。
試験休みで部活のなかった私は、特に何の考えもないまま帰り支度を整え、家路につこうとしていた。
そんな時、里穂に呼び止められたのだ。

里穂は有希と一緒で、仲のいい私の友だちだ。
学校でもよく話をするし、放課後遊ぶこともしょっちゅうある。
けどその日の彼女の様子は、いつもと違っていた。


落ち着いたのか、里穂はテーブルの上に置かれた紅茶を一口飲んだ後、大きく息を吐いた。
「……ありがと、もう大丈夫」
「無理しなくていいよ?」
「ううん、ほんとに平気。なんかスッキリしたし」

もう一度お礼の言葉を言いながら、里穂は私にハンカチを返した。
目元は赤く腫れていたが、確かに瞳は明るさを取り戻していたようだった。


「ふーっ。なんかもういいやー早くこの傷を癒してくれる人探さないとね」
「…………うん、それがいいよ」
彼女から受け取ったハンカチを握りしめたまま、私はそう答えた。

次回→ 04

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傷は抱えたままでいい 02

2015.11.12 21:46|傷は抱えたままでいい
01 ←前回

保健室の中は電気が付いてなく、直前まで私がいた教室と同じように薄暗かった。
その中で人の形をした輪郭だけが動いている。

(一人……?)
人影が動くたびに、長い髪が揺れているのがぼんやりと見てとれた。

女の子がどうしてこの時間にここにいるのか、いやそもそも女の子なのか、あるいは人間ですら……?
考えなくてもいいことをグルグルと考えすぎて、意味もなく息を潜めてしまう。

そうしているうちに、私の耳に息遣いが聞こえてきた。
私のものではない、おそらく中にいる子のもの。しかもそれは荒く、どこか息苦しそうに感じる。

もしかして具合が悪いのかもしれない、そう思った私は、勇気を振り絞って声をかけようとした。
でもその直後、出かけていた声は止まった。息も、鼓動すらも止まりそうだった。


私の後ろから光が差し込んできた。
それは窓の向こう、校舎の別の棟の明かりが灯ったものだった。

誰がどんな用事で付けた明かりかは分からない、本当に偶然の出来事。
その光は私を飛び越え、本来照らすはずでなかったものまではっきりとその姿を示す。

露わになった人影は確かに人のもので、女の子のものだった。
……しかし一人ではなかった。

そこにいたのは二人だった。
二人は向き合って顔と顔をくっつけていた。

違う、そんな表面的なことなわけがない。

私の目に移った二人は唇と唇を重ねていた。
キスを、していた。

でも私を震え上がらせていたのはただそんな行為を見てしまったからではなかった。

それをしていたのは女同士だからで。
なぜ分かったのかというと二人とも髪型が女性のものだったからで。
そのうちの一人が私のクラスメイトの鈴森霧子(すずもりきりこ)で。
なぜ分かったのかというと彼女がキスをする相手の肩越しに私をじっと見ていたからで。

「…………っ!」
頭の中が真っ白になる。
ただ一つ、ここにいてはならないという思考だけが私を校舎の外まで突き動かしていた。

校門を出て、角を三つも曲がったところでようやく私は足を止める。

服がちぎれてしまうのではないかと思うくらい、胸を強く押さえつける。
動悸がはち切れそうなほど早いのは、きっと走ったからだけじゃない。

あの時私を射貫いた霧子の冷たい瞳が、いつまでも脳裏に焼き付いていた。

次回→ 03

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Eve

2015.11.12 21:13|おすすめ音楽


アーティスト:emancipator


「解放者」の名を持つこの方は、アメリカで生まれた作曲家だそうです。
なんとこの楽曲を製作した時、まだ21歳だったというのだから驚きです。

確かにどこか解放されそうな、優しくも力強く、包み込むようでいて押し上げるような神秘的な雰囲気があります。
良い意味で眠くなる一曲ですね……

タグ:emancipator

霧の向こうに繋がる世界

2015.11.11 20:38|おすすめ音楽


作詞、作曲、編曲:Revo
唄:霜月はるか


Sound horizonのRevoがかつて手掛けたことのある、ゲームのオープニングテーマです。

サンホラから離れても、Revo節は如何なく発揮されてますね。
霜月さんもサンホラで歌ったことがあるため、ある意味ではサンホラの一曲と言ってもいいのではないでしょうか。


ドイツ語のコーラスといい、ギターやドラムといい、とにかくかっこいいです。

タグ:Sound_horizon

Interlude

2015.11.10 20:47|おすすめ音楽


アーティスト:London Grammar


以前にも一度紹介したことのある、London Grammarから一曲。

こちらのアーティストを知ったのが冬だったため、こちらの楽曲にもそのイメージがあります。
寂しげですが、そんな感情もいいなと思います。

Harmonics

2015.11.09 20:40|おすすめ音楽


アーティスト:Onoken ft. GaQdan


サークルCOSMIC FORGEさまの同人誌『The Harmonics Stories』のメインテーマです。

どこか懐かしさすら感じる優しい音色に癒されますね。
まるで中世のファンタジーを舞台にしたRPGをプレイしているようです。

自分の作品に音楽がつくというのは憧れます……

タグ:onoken

傷は抱えたままでいい 01

2015.11.07 19:55|傷は抱えたままでいい
一目ですぐに分かった。
これは見てはいけないものだ、と。




日が落ちかけた薄暗い夕暮れ時。
下校する生徒の数もすでにまばらで、夕闇に染まりつつある廊下は不気味なほどの静寂に包まれていた。

今は試験期間で部活はないけど、その部活だってとっくに終わっている時間。
私自身、普通はこんな時間に学校にはいない。
でも家に帰ることができなかった。とても単純な、あるいは間抜けな理由で。

……鍵を忘れたのだ。こともあろうに教室の自分の机の中に。

一つだけ褒めることがあるとすれば、忘れた場所と経緯をちゃんと覚えていたことだ。
『チサ、これあげるー!』
友だちの有希が休みに彼氏とテーマパークに行ったらしく、お土産に私が前から欲しいと言っていたキャラクターのキーホルダーを買ってきてくれた。


ちなみにチサというのは私のあだ名だ。早川千紗季(はやかわちさき)の名前の最初の二文字をとってチサ。


欲しかったものをもらえて嬉しかった私はすぐに家の鍵にそれを付けた。しかし、それを鞄に戻さずに、机の中に入れてしまったのだ。
後でもう一度見ようと思ったのかもしれないが、あまりに不用心なことだったと反省する。
果たして鍵はしっかりと机の奥で眠っていた。ひとまず安心して鍵を鞄の中に入れる。確かに。


さっきはまだ山の間から顔をのぞかせていた太陽も沈み、残光すら消えつつある。
安心と同時に薄気味悪さが芽生え始めてきた私は、すぐに学校を出ようと思った。

でも教室を出て階段へ向かう途中、人の気配を感じて足を止める。
その場所は私の教室から2つ離れた部屋、保健室だった。

次回→ 02

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Cross talk - a comfortable holiday -

2015.11.07 19:07|詩のような何か
月明かりを溶かした冷酒
湯上がりの喉にじわりと染み渡る

万聖節なんて知ったことかと
ほんのり朱が混じる笑顔

重なり合う吐息は微かに白く
火照った身体に風が心地いい

百合柄模様の浴衣で仮装
煌びやかな飾りなんてないけれど

ここが貴女と私の夢の国
二人で見上げる夜空の下で

優しい温もりに抱かれて
今夜はどこまでも遠くへ行こう

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